top of page

診療内容

MEDICAL TREATMENT CONTENTS

診察風景

患者様一人ひとりに合わせた治療をサポート

​うつ病

抑うつ状態で、日常生活がままならない重度のうつ病だけでなく、抑うつ気分と興味または喜びの喪失が中心的な症状の軽度のうつ病の人が増えています。
仕事や家事などが以前のようにテキパキこなせない・考えがまとまらない・目覚めたときひどく憂鬱な気分になる・疲れやすく、なかなか回復しないなどの症状が気になる方はご相談ください。早期の治療開始で比較的短期間で改善する可能性があります。

神経症

不安障害とも呼ばれ、多くは周囲の環境に対応できないストレスよって発症し、心身に様々な症状が現れます。以前はノイローゼと呼ばれていました。
症状によりいくつかの種類があります。

①強迫神経症

ある考えが強く迫ってきて、忘れ去ろうとしてもしつこくつきまとい、ばかばかしいと思いながらも、解消するために執拗に手を洗ったりなど、一定の行動を繰り返し、他人や自分に危害を加える恐れなどが多く見受けられます。

②不安神経症

不安対象がハッキリとしたものではなく、自身の生存など不明瞭な事に過剰な不安感を持ち、動悸や息苦しさ、手足のしびれ等の自律神経失調症状が見られます。

③社会不安障害(恐怖症)

高所や他人など、特定の対象や状況に対して不安や緊張、身体の症状が、日常の会話や発言にまで支障をきたすほど著しくなり、その対象や状況を避けるため、登校・出勤ができないなど社会生活に支障が出てしまう状態です。

④全般性不安障害

「病気になるのでは」など様々なことが心配になり常に緊張状態の上、震え、発汗、ふらつきなど多彩な身体症状が現れる状態です。

⑤パニック障害

強い不安感と共に、吐き気や動悸など自律神経症状が突然出現し、その状態が数分~数十分で治まりますが、軽い場合でも週に1度ほど繰り返します。

⑥PTSD(心的外傷後ストレス障害)

生死に関わる危険を経験し、時間が経過しても同じような恐怖を感じ続け、心身に様々な症状を引き起こす疾患です。自然災害や交通事故など、原因が明らかなのが特徴です。

⑦解離性障害(ヒステリー性神経症)

大きなストレスにより、辛い出来事の記憶が部分的に失ったり、体の病が無いにもかかわらず麻痺して動けない運動障害やけいれん、知覚の麻痺などを生じます。

摂食障害

自分の意志とは関係なく食事を受け付けられなくなる「拒食症」と、食欲をコントロールできず異常なほど食べてしまう「過食症」。どちらも身近な環境の中での強いストレスや過剰なやせ願望が原因で起こることが多く、逆に過食によるストレスから精神障害を引き起こすケースもあります。

統合失調症

精神機能間のネットワークがうまくいかなくなるので、幻聴や被害妄想、感情表現の共感、語彙や意欲が乏しくなるなど、場面に応じた感情や思考のコントロールがうまくいかなくなる症状です。
特定の原因というより、日常でのストレスが解消できず気付いた時には限界が来てしまい発症することが多いです。

不眠症

寝つきが悪い、何度も目が覚める、予定より早く目が覚めるなど十分な睡眠がとれず、体調不良やイライラなど生活に支障が生じている状態となります。
ストレス以外に服薬、生活環境など様々な原因が考えられます。

産業メンタルヘルス

「従業員の心の健康と生産性を両立するため、生産性の向上も考慮したメンタルヘルスシステムを構築したい。」などの経営者様からのご相談や従業員の就労上のストレス全般の相談を承ります。

発達障害(自閉症外来)

自閉症の症状は社会性と対人関係の障害・コミュニケーションや言葉の発達の遅れ・行動や興味の偏りの3つがあります。
先天的な脳機能障害で、完治することはできませんが、接し方や環境を工夫することにより発達を促進したり、日常生活における本人の困りごとを解消したり、うつ病などの二次障害や合併症の症状を緩和させることができます。
療育や教育の効果を上げる、不安障害を抑えるために薬を処方することもあります。

新緑の芽

治療方法

発達障害(自閉症外来)以外、どの疾病も薬物療法を主に、患者様の状況に応じてカウンセリングや行動認知療法などの精神科リハビリテーションを取り入れていきます。
また、以前は入院の必要があった統合失調症も病の研究や薬の開発が、進み現在では多くの方が自宅から通院しながら治療を行っております。

CONSULTATION HOURS

診療時間

休診日 / 土曜日・日曜日・祝日

●駐車場完備

●入院設備あり(194床)

​※精神科デイケア併設

bottom of page